土地家屋調査士に関する仕事は、期待を持てそうな反応をポツポツといただきますが、依然として司法書士をしながら測量実務をどう習得していくかというのが、大問題で。
いやそもそもが。
土地家屋調査士は、自らが測量して作図し登記申請をしなければならないと。
第三者に測量を丸投げしてはならないと。
しかしながら。新人研修含め、調査士会が行う測量の実務研修ってどこを探してもないじゃないか。どこかで測量実務を習得してから、土地家屋調査士の登録をしなさいよということらしい。
測量もできないのに登記申請したら、懲戒だぜぇ?
土地家屋調査士で懲戒食らうと、司法書士も自動的に懲戒だぜぇ?
会としての測量実習がないことについては、以前から問題視されているらしいが、改善する気はないということか。
おかしいよねー。矛盾だよねー。新人は、どうやって測量実務を学ぶの?
測量会社に入社するか、土地家屋調査士事務所に勤務するんだよ!と。
これじゃあ自分のように、他資格で開業している人間の締め出しだよね。
週1日のアルバイトもできないが、自分の都合の良いときだけここで働かせて下さい!
まーだそれを言うのかい!ってゴリ押ししろって?
そんなことだから、試験に受かっても登録しないという人が出てくる、測量を丸投げする土地家屋調査士が出てくる。
土地家屋調査士人口が年々減少している原因の一因なんじゃないの。
だいたい、ジオスキャン(スマホ測量)なんかの流れに乗っていけるんですかね。これも個人で頑張れって?
測量実務を学べそうな講習・研修を探してはみるものの、
・東京法経学院 測量実務研修 終了
・日本測量協会 終了
・日本測量協会四国支部(松山市) 終了
・職業訓練法人近畿建設技能研修協会(兵庫県) 終了
・法政大学通信学部(文学部地理学科)の科目等履修生 (卒業した大学の卒業証明書、成績通知書が必要。は??)
測量実習もそうだが、CADも勉強しないと図面を引くことができない。
・日建学院
・ヒューマンアカデミー
どれもこれも具体的に検討してみたものの、なかなかハードルが高く、グズグズしている間に定員になってしまったり。
そんな中で、東京都の職業能力開発センターの
「測量機器の実戦基礎演習」
「はじめてのCAD製図(AutoCAD)」
を見つけ、その応募資格を見ると、
「東京都内に居住、または都内の事業所に勤務している方」で、「在職中の方(企業に勤務している方、派遣・契約社員、パートアルバイト、自営業者などを含む)」ということなので、ダメ元で申し込んでみることに。
申込みから1・2週間経って、それぞれ、「抽選の結果、あなたは受講内定者となりました」と。
え?ほんと?いいの笑笑??
と思いながら受講料各6,500円を支払い、めでたく、職業能力開発センターの受講生となることができましたよ。
どちらの講習とも定員に至らず、受講生の追加募集をしていたが笑。
「測量機器の実戦基礎演習」は、東京都立中央・城北職業能力開発センター赤羽校でしか開催されておらず、12月の火・木の18時~、土曜の9時~の計6回、久しぶりの地獄の埼京線ラッシュに悶絶しながら、きっちり24時限の実習を受けてきました。
司法書士が職業能力向上訓練って、こんな奴いるのか笑笑。
自分でも、このモチベーションと行動力には、感心してしまう。
AutoCAD講習は、1月の土曜に3回、八王子校で受ける予定。
知ってたのか、たまたまだったのか、AutoCADは、表示登記ソフトのビービーシーが採用しているIJCADと互換性が高く操作性も似通っていて、AutoCADが使いこなせれば、IJCADもいけるようで。
測量演習は、水準測量・基準点測量を目的としたもので、土地家屋調査士の測量実務とはまた若干違うようだが、普段、土地家屋調査士があまり意識しない土地の高低差だとか2対回観測だとかを意識するようになるとのこと。
確かに、水準測量や基準点測量の基本的なやり方を知っていれば、実務に役立つことも出てくるかもしれない。
まあ、実務を知らないからよくわかりませんが。
演習で使用したトータルステーションは、GT-505 という250万超えの高級機械だったものの、その有能な機能は一切除外され、三脚の据付から求心・水準の取り方、水平角・鉛直角の測り方、野帳の書き方等、測量の基礎を学びました。
あとは実際自分でトータルステーションやCADソフトを購入して、公園や私有地で自主練してCADで作図していき、精度とスピードを上げていけば良いかな?
年明けから、測量会社や先輩調査士の現場に同行させていただくお話をいただいておるので、実務もそれで覚えていけるか。
そして自前のトータルステーションについても。
日曜に川越の某店へ行って、そこそこの値段のするニコンのトータルステーションを触らせてもらいました。
が、演習でGTを使っていたので、やはり物足りなさ・こんなしょぼい機種で良いのかと感じてしまい・・。ぺーぺーがすみませんね。
自動追尾機能はなくてもいいけど自動整準・自動視準はあった方がいいのかなああと。
以前散歩中にたまたま見つけた測量機の検定会社に今日飛び込みで入ってみた所、所長さんから貴重な話をいただきました。
どうも、トプコンの9000シリーズや、ソキアのSX系等の初期モータードライブ機種は、やめた方が良いらしい。
今のGT等のモータードライブは、リニアモーターカーのような滑らかな動きをするが、初期のモータードライブはいわゆる原始的な「モーター」で、カクカクでうるせえし、外見はきれいに見えてもモーターは経年劣化でいかれている可能性が強いとか。
メーカーの保守期間も終了しているので、部品がなく、結局買い換えが必要になりますよと。中華系なんて新品でも絶対やめた方がいいですよと。
ほとんど皆さん(どのみなさんか知らんが)、2・300万の機種を5年のリースを組むみたいですね。6年経ったら新機種を再リースと。GTなら外付けの電子野帳を付けた方が良いから、本体価格割引して、10万くらいの外付けCEをプラスして、だいたいリース料金は、月額4万弱くらいです、と。いや、GTやら新機種なんてオーバースペックじゃない?と思うが・・。
それはそうと、職業能力開発センター赤羽校の近所に、警視庁の西が丘分室があり、18時すぎに前を通ったとき、「接見に来た弁護士です」とインターホン越しに話す弁護士さんを見かけました。
当番弁護士の登録者が減少し弁護士会が悲鳴を上げてるなんて記事を見ましたが、頑張ってる弁護士さんもいらっしゃるようで。こういうことは、勇気づけられますねえ。